感覚過敏(触覚過敏)パンツが履けない女の子/子供への対応や工夫! 

子ども

【子供の感覚過敏(触覚過敏)】でこの記事にたどり着いたあなたは、子育てに悩み、行き詰まっているのではないでしょうか。

女の子が下着のパンツやズボン、靴下や服を嫌がったり、園服や体操服が着られなかったりすると、毎日の支度が大きなストレスになりますよね。

感覚過敏の中でも【触覚過敏】はまだ認知度が低く、周囲の理解を得られず悩んでいるご家庭も少なくありません

私自身も「どうしたらいいの?」「なんで分かってもらえないの?」と、何度も悩みました。

感覚過敏(触覚過敏)でパンツが履けない女の子は、無理に履かせようとしても逆効果になることがあります。

わが家でも試行錯誤を重ねながら、少しずつ娘に合う対応や工夫を見つけてきました。

この記事では、保育園時代の娘の実体験をもとに、感覚過敏(触覚過敏)でパンツが履けない女の子への対応や工夫を紹介します。

同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。

この記事を見て、すぐに解決にはならないかもしれませんが、同じような悩みを持った人がいるんだ!と前向きに捉えていただけたら幸いです。

感覚過敏(触覚過敏)とは?

まずは、感覚過敏とは?触覚過敏とは?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

簡単に下記にまとめましたが、詳しい詳細は、専門サイトで確認いただければと思います。

「感覚過敏」とは、音・光・匂い・肌ざわりなど、日常の刺激を他の人より強く感じてしまう特性のことです。


その中でも今回は肌に触れる感覚が特に敏感な【触覚過敏】についてまとめます。

《触覚過敏の一般的な例》

  • 服のタグやゴムがチクチクして着られない
  • 下着や靴下が気持ち悪い
  • 髪の毛や爪切りでも不快を感じやすい
  • ズボンを履くのが苦手

これは、ほんとに人それぞれ!

セーターがチクチクして苦手な人は多いと思うけど、その不快感になるものが多い人ほどストレスだよね。

パンツが履けない女の子(実体験)

パンツや靴下、そして服が気持ち悪くて履けない子ども(娘)について、生まれたときからその特性があったわけではなく、少しづつ触覚過敏がひどくなってきたのが現状です。

それぞれ、どんな症状だったのか、その時の対応はどうしていたのかも含めて体験談も含めてまとめていきます。

【0〜3歳】まだ気づかず

振り返ると、0〜3歳でも少しサインはありました。

  • チャイルドシートで泣き叫ぶ(外すまで泣き止まない)
  • 寝返りは一方向のみ
  • ハイハイよりつかまり立ちばかり
  • 正座を好む
  • おむつが外れるのがやや遅め

ただ、この頃はADHDの兄の対応に比べて手がかからず、私は「神経質な面があるくらい」と思っていました。

逆にいえば、正座をするので、褒められていたくらいです。


【4〜5歳】こだわりが少しずつ強くなる

年少~年中頃になると、園での服や靴下に対する過敏さが目立つようになりました。

  • 正座でしか座れない(椅子の上でも)
  • 普通に座らせるとモジモジして嫌がる
  • 園服・体操服・靴下を嫌がる
  • 朝の起床時に癇癪
  • 素足でしか靴が履けない(洗った後は気持ち悪いと靴を履きたがらない)

家庭では試行錯誤し、服のサイズ調整や肌触りの確認などできる限りの対応をしました。


園では先生の理解もあり、裸足やスカート登園など柔軟な対応で少しは楽になりました。

【6歳年長】過敏さが増す(周囲の理解は低い)

年長になると、女の子ならではのおしゃれへの興味も出てくる時期ですが、娘は今まで以上に下着や長袖・靴やジャンバーも嫌がり、朝の登園拒否や私への八つ当たりが増えました。

ネットなどで感覚過敏におすすめされている靴下や服やパンツ(下着)を買いあさりましたが、全て全滅!!

特にパンツが履けず、肌さわりや、縫い目、タグの問題ではないことが分かりました。

股に布が触れるのが一番不快で対応のすべなし。

ふんどしパンツやゆったりめのパンツもどれもだめ。

あまり、試そうとすると、余計ストレスとなり全てうまくいかなくなる、のエンドレスでした。



最終的に”調子がいいときだけ”唯一はけるパンツは1枚のみ!

柔らかめの生地(何十回と洗ってクタクタなもの)

太股部分の縫い目を少し引っぱってゆるく(ゆるすぎも✕)

ウエストは下がらない程度にしまっているもの 

かわいい絵柄付き

(現在小学4年生ですが、未だにこのパンツを履いています。)


この時期は先生から「甘やかしている」と誤解されることもあり、触覚過敏への認知度の低さに悩んでいた時期です。

しかし、専門の療育や発達相談を取り入れることで、園での対応も改善され、心身のストレスが軽減されたように思います。

パンツが履けない女の子への対応や工夫

試行錯誤ではありますが、子供への対応や工夫をまとめています。

朝の対応

・ 朝起きの対応として、時計やシールで興味をもたせ、「◯◯になったらおいで」と声掛けのみ。

一口おにぎりやキャラクターポテトなどで朝ごはんに工夫

時間を気にせずゆっくりと見守る

出来てることは必ず言葉にして褒める
(昨日より沢山食べれたね!起きれたね!など)

まずは、時間に追われイライラしないように仕事への理解を求めるのが一番の近道かもしれません。

私の仕事は、大幅に遅くならない限り調整できたことで朝のゆとりを確保できました。

ひたすら待つ見守る出来たことをとにかく言葉にする

子供が自主的に気持ちを切り替えられるように意識しました。

すごいね!と褒めるのではなく、具体的な行動を言葉にするのがいいみたい。

対応や工夫(身につけるもの)

拒否してうまくいかないことを少しづつ工夫しながら試行錯誤で対応していった内容を書き留めておきます。

ノーパン

・パンツが履けないときは、保育園で履くよう促す
(先生の声掛けでスイッチが入る)

・それもだめなときはお休み。

 

素足にサンダル登園(スカート)

・サンダル登園を許可してもらい、靴は持参しました。

・活動に入ると気持ちが入り靴が履けることが多いです。

体操をする時はズボン

・ズボンが履けずスカートですが、体操をする時はズボンの決まりはそのままでした。

・体操のときだけ、と切り替え、どうしても無理な時は見学でした。
(娘は体を動かすことが好きなので、どうにかその時だけ履けました。)

着れる服を増やす

・肌触りが気にならない服を少しずつ着せる。(無理強いしない)

・ワッペンなどでモチベーションを上げる

・ゆとりがある大きめのサイズを選ぶ

・自分で服をえらばせる。


『やっぱり気持ち悪い!』と着ることに対して恐怖感を煽る場合があるので、前もって、この服なら好きかも、着れるかも?と思う服を数点探しておくと◎

ちなみに、袖の大きさやデザイン(締まりはないか)、リブ、裏地、ウエスト部分などのゴム、ピッタリならないか等をじっくり確認していました。

対応や工夫(生活面)

生活面での対応や工夫、専門の先生からのアドバイスも含めご紹介します。

  • 小さな達成を認める声掛け

     → 「できたね」と肯定的に伝えることで自己肯定感を育む
  • 癇癪や拒否時は距離を置く

     → 無理に着せず、見守ることで親子のストレスを軽減
  • 公園あそびやトランポリン
    →トランポリンを買ったり家でも沢山遊べるようにした。
  • 専門的なサポートを活用
    → 療育や発達相談を取り入れ、家庭と園・学校の両方で安心できる環境を整える。
  • 無理強いしない
    → 本人が嫌がるときは無理強いしない。
    →時には思い切り休んでみる。
  • 園や学校との連携
    → 事情を伝え、裸足登園やスカートなど柔軟な対応をお願いする。
    →難しい場合は、療育先から説明してもらう。
  • 着替えや支度は短時間で
    → 苦手な時間をできるだけコンパクトにして負担を軽減。
  • 気持ちに寄り添う
    → 気持ち悪んだね。と子供の気持ちを言葉にして認める。
    → 「どうすれば着られるかな?」と一緒に考える。
    → 癇癪のときは無理に押さえつけず、少し距離をとって見守る。
  • 成功体験を積み重ねる
    → 「できたね!」と小さな達成を認め、自信につなげる。
    → 家では安心できる居場所を意識する。
  • 気持ちが落ち着くグッズを探す
    →スクイーズや安心できるタオルケットやぬいぐるみ、ビーズクッションなどイライラしたときに安心できそうなグッズ見つける。

トランポリンや公園遊び(感覚統合)

●トランポリンや公園遊びで 全身を動かし、気持ちを発散しながら心身の成長をサポート

●家でも思い切り発散できるように子供が好きなアイテムを見つける。

私の場合は、”コロナ真っ只中”ということもあり、トランポリン、鉄棒を購入しました。

当時は「体を動かすといい」と言われても半信半疑でしたが、後から調べると感覚統合という考え方があることを知りました。

トランポリンなど体を動かす遊びは、感覚過敏の子どもにとって大切な「感覚統合」につながるそうです。

「感覚統合」とは?
特に触覚過敏の子が感じる不快感の軽減につながる!!

トランポリンの上下のリズム運動 を繰り返す動きによって「前庭感覚(バランスを感じる感覚)」や「固有受容感覚(筋肉や関節の動きを感じる感覚)」が刺激され体の感覚が整理されやすくなります。

療育を受けると、必ず運動遊びやトランポリンを取り入れるところが多いですが、ちゃんと意味があったんですね!

室内でも思い切り体を動かせるように、トランポリンや鉄棒を取り入れるのもおすすめです。

わが家では娘が体育好きになり、授業でお手本を任されるほど自信につながりました。


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150kgまでなので、小さいお子様と一緒に遊べます!

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鉄棒でストレス発散!逆上がりの練習にも◎

対応の工夫や療育を通して感じたこと

療育では、「本人が安心できる環境づくりや運動療法」と「自己決定の練習」を中心にサポートしてもらいました。

でも、うまくいかないことがほとんど!
うまくいっても次回うまくいくとは限らない!

そんな日々で娘と2人で大泣きした毎日を思い出します。

色々アドバイスどおり試す毎日でしたが、正直「過敏さ」が問題なのに!前から体はよく動かしてるのに!何も変わらない!と嫌になることもありました。


今考えると、この特性は気持ち(精神状態)の安定と深く関係しており、焦って対応しても逆効果になることを実感しています。

だからこそ、触覚過敏という特性としっかり向き合い、療育を焦らず続けながら、親子や家族のコミュニケーションを大切にしていくことが何より重要だと、日々の経験を通して感じています。

年長が感覚過敏(触覚過敏)のピーク!

今思い返せば、保育園時代での娘(女の子)の感覚過敏(触覚過敏)が特に強く出ていたのが年長の頃でした。

衣服や布の感触を極端に嫌がり、日常生活にも大きく影響しました。


パンツや服、靴下、靴など全て拒否

服が肌に触れるのを強く拒否し、裸のまま大泣きすることも。

 外で気分転換をさせたくても、タオルケットをかけるのさえ嫌がり、外出ができない時期もありました。

抱っこも制限される

→ 母親の長袖の袖が肌に当たるのも我慢できず、けれど「抱っこしてほしい」とせがむため、冬は対応がとても大変で私も涙を流しながら過ごすことも多かったです。


寝具が使えない

→ 掛け布団はもちろん、敷布団さえも嫌がり、のけぞって拒否することがありました。

まるで、体中に虫でも湧いているかのよう、、股間を抑えつけて叫びまくっていました

最終的には母親の素肌の上でしか眠れないこともあり、冬は特に厳しい状況でした。

保育園への影響

→ 気持ち悪さのストレスで、本人の心身も極限状態、保育園に行けない日が増えていきました。

正直、毎日壮絶で精神的にも限界、何かあるとすぐ発狂する娘(息子も)に、正常心を保つので必死。

いつか私も壊れてしまうかも、、と絶望していました。

感覚過敏(触覚過敏)でパンツが履けない女の子への対応まとめ

パンツが履けない女の子への対応として、わが家で実践した工夫をまとめます。

大切なのは、無理をさせず、一人ひとりのペースに合わせることです。

わが家でも試行錯誤を重ねましたが、次のような工夫が役立ちました。

  • 療育や発達相談など専門機関を活用する
  • 無理強いせず、子どもの気持ちに寄り添う
  • 素材やサイズなど、身につけるものを工夫する
  • 園や学校と連携し、安心して過ごせる環境を整える
  • 小さな成功体験を積み重ねて自信につなげる
  • トランポリンや外遊びなど、体を動かして気持ちを発散する
  • スキンシップで安心感を与える

私自身、一人で園に説明していた頃は理解してもらえず、「甘やかしている」と受け取られてしまうこともあり悔しい思いも沢山してきました。

しかし、専門機関から説明してもらうことで周囲の理解が進み、親子ともに過ごしやすくなりました。

感覚過敏はすぐに改善するものではありませんが、焦らず少しずつ積み重ねることが大切です。

同じように悩んでいるご家庭の参考になれば嬉しいです。

まとめ

今回は、感覚過敏(触覚過敏)でパンツが履けない女の子への対応や工夫について、実際の体験談を交えながらご紹介しました。

感覚過敏(触覚過敏)は、一人ひとり症状や困りごとが異なるため、「これをすれば必ず改善する」という方法はありません。

わが家でも何度も悩み、失敗を繰り返しましたが、子どもの気持ちに寄り添いながら焦らず向き合うことで、少しずつ親子ともに過ごしやすくなりました。

一人で抱え込まず、必要に応じて療育や専門機関の力を借りることも大切です。

この記事が、同じように悩むご家庭の参考になれば嬉しいです。

そして、いつかお子さんの触覚過敏が少しでも軽減し、親子で笑顔で過ごせる日が増えることを願っています。


小学生になってからの娘の記事はこちらです


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