廣中璃梨佳(ひろなか りりか)選手は、長崎県出身の女子長距離ランナーで、日本郵政グループに所属しています。
高校時代から圧倒的な走力で注目を集め、日本代表として活躍してきました。
ケガに苦しんだ時期を乗り越え、2025年は熊本での大会で見事な走りを見せ「完全復活」を果たしました。
まもなく開催されるクイーン駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝)でも、再びその力強い走りに注目が集まっています。
今回の記事では、廣中璃梨佳選手の年齢・身長などの基本プロフィールや経歴、
また、気になる家族(父親・母親)情報、そして熊本での復活、経歴、自己ベストまで詳しくご紹介します。
廣中璃梨佳(ひろなか りりか)の年齢や身長
廣中璃梨佳(ひろなか りりか)選手の年齢や身長をご紹介します。
生年月日:2000年11月24日
年齢:24歳(2025年11月11日現在)

11月23日にクイーンズ駅伝が開催されますが、翌日がお誕生日で25歳となられます!
身長:163cm
体重:約45kg
廣中璃梨佳選手は 身長163cmのバランスの良い体格 を活かし、軽やかでスピード感のある走りを見せています。
廣中璃梨佳(ひろなか りりか)のプロフィール
廣中璃梨佳選手の基本プロフィールはこちらです。
- ニックネーム:りりか
- 好きな色:オレンジ
- 出身地:長崎県大村市
- 出身校:
・桜が原中学校(長崎県大村市)
・長崎商業高等学校(長崎県) - 所属:日本郵政グループ女子陸上部(2019年入社)
- 座右の銘:不撓不屈
◉小中学時代から陸上競技を始め、全国中学陸上大会で入賞
◉高校は長崎商業高で駅伝の区間賞を複数回獲得し、全国高校駅伝優勝に貢献。
◉高校卒業後は、高校卒業後は大学に進学せず日本郵政グループの実業団に所属。
中学3年生まではまだ強くなかったが、努力と環境で駅伝や長距離走での実力を伸ばし、日本のトップクラスに成長したことが知られています。
強い精神力を持ち、国内外の大会で優秀な成績を収める日本のトップ長距離ランナーの一人です。
廣中璃梨佳の経歴
廣中璃梨佳選手の経歴をご紹介します。
長崎商業高校を卒業後
2019年に日本郵政グループ女子陸上部「POSTIES(ポスティーズ)」へ入社。
中学・高校時代から全国大会で活躍し、卒業後は大学へ進学せず実業団の道を選びました。
◉2019年(日本郵政入社1年目)
・全国都道府県女子駅伝 長崎県代表として1区区間1位(区間新記録)
・国民体育大会5000m優勝
・日本実業団ジュニア3000m・5000m優勝・入賞
◉2020年
・全日本実業団対抗陸上5000mで3位
・コロナ禍の中でも国内大会で安定した走りを続ける
◉2021年
・東京オリンピック5000mで14分52秒84の日本新記録を樹立(9位入賞)
・同大会10000mで7位入賞
・日本選手権5000m・10000mともに優勝
→ 世界の舞台で名を広めた大きな飛躍の年
◉2022年
・世界陸上オレゴン大会10000mで日本歴代2位の30分39秒71を記録(12位)
・日本選手権10000m優勝
・アジア室内競技大会3000m4位
→ 故障もありながら、安定した実績を残す
◉2023年
・日本選手権10000m優勝(3連覇)
・アジア競技大会(杭州)5000m・10000mともに第2位
・世界陸上ブダペスト大会10000m 第7位入賞
→ 国際大会で安定して入賞する実力を示す
◉2024年
・仙骨疲労骨折のため長期離脱
・パリ五輪出場は叶わずも、リハビリを経て駅伝復帰を目指す
◉2025年・・・完全復活!
・熊本での日本選手権女子10000mで4度目の優勝
・東京世界陸上10000m 第6位入賞
・アジア陸上選手権(亀尾)10000m 第2位
→ 故障から完全復活を果たし、再び日本のエースへ
廣中璃梨佳:父親・母親の家族情報
廣中璃梨佳さんの父親や母親、家族構成についてまとめていきます。
家族構成は父親、母親の3人家族で、兄弟に関しては公表されていません。
一人っ子の可能性があり!
父親、母親とも長崎県出身です。
◉廣中璃梨佳選手の父親については名前や職業ともに公表されておらず詳細は不明です。
穏やかにしっかり見守るタイプだったようです。
◉廣中璃梨佳選手の母親の名前は奈利子さん。
元陸上選手として活躍していたことが知られています。
幼い頃から廣中選手と一緒に走るなど、陸上競技の指導や精神的な支えになっていました。
母親の職業についても詳しい情報は公開されていませんが、学生時代の長距離選手という経歴から競技に関わる環境であったことがうかがえます。

家族間も仲が良く、試合には夫婦で必ず応援に来るなど、娘を陰ながら力強く支えている存在だったようですね!
廣中璃梨佳:熊本での完全復活!
長崎県出身、日本郵政グループ女子陸上部(POSTIES)所属の廣中璃梨佳選手。
このレースは「完全復活」を象徴する大会として、多くのファンや陸上関係者から注目されました。
長期間のリハビリ生活
2024年は膝の故障や仙骨疲労骨折に悩まされ、長期間のリハビリ生活を余儀なくされ、半年以上まともに走れない状態が続いていたそうです。
「半年もまともに走れないというのは経験したことがなかったので大変でした。
最初の2カ月くらいは焦りを感じましたし、その後もなかなか走ることができず、『もう走りたくない』という気持ちにもなりました」(廣中選手)
日本郵政グループより
パリ五輪代表に選ばれなかった悔しさも重なり、まさに”暗いトンネルを抜けるような時間”を過ごしました。
しかし、チームメイトやスタッフの支えを受け、少しずつ練習を再開。
駅伝や国内大会で段階的に調子を取り戻していきます。
熊本での復帰レース
熊本での日本選手権10000mでは、雨の中でも序盤から積極的な走りを見せ、残り2000mでスパートをかけて独走。
31分13秒78でゴールし、2年ぶりの優勝を果たしました。
「日本選手権に帰って来られたことが本当にうれしい」と笑顔で語った、廣中璃梨佳選手は記憶に新しいですよね!
その勢いのまま臨んだ2025年9月の世界陸上(東京大会)では、女子10000mで31分09秒62を記録し、見事6位入賞。
前回大会の7位を上回る自己最高順位で、世界の舞台でも存在感を示しています。
熊本での日本選手権では、長期の故障を乗り越えた「完全復活」のレースとなり再び注目、11月23日のクイーンズ駅伝での走りにも大きな注目が集まっています!
廣中璃梨佳:自己ベスト記録
廣中璃梨佳選手の自己ベスト記録はこちらです。
- 1500m:4分16秒48
- 3000m:8分48秒90(日本歴代5位)
- 5000m:14分52秒84(日本歴代2位)
- 10000m:30分39秒71(日本歴代2位、2023年11月1日現在)
いずれも、輝かしい記録を残されています!
今後の活躍も楽しみな選手ですね。
まとめ
今回の記事では、『廣中璃梨佳の年齢身長プロフィール!父親・母親の家族情報まで【駅伝】』と題しまして、年齢や身長、基本プロフィールや経歴、父親・母親の情報や家族構成、そして、熊本大会での復活劇、自己ベスト記録までをまとめていきました。
ケガを乗り越え、再び日本のトップに返り咲いた廣中璃梨佳選手。
座右の銘である「不撓不屈」の言葉どおり、強い意志で挑戦を続ける姿は、多くの人に勇気を与えています。
今後の活躍にも期待しています。


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